本文へスキップ

株式会社エバーメディカはクリニックより生まれた医療用システム開発会社です。


〒424-0815 静岡県静岡市清水区江尻東1丁目1−5
 カーニープレイス清水5階

ご挨拶CONCEPT


CEOメッセージ

CEO

私は静岡市清水区で内科クリニックを開業しております。
 日々の診療の傍ら、電子カルテや多職種連携・病診連携をサポートするメディカル・ソフトウェア〜ソリューションを開発・販売することを主たる目的として、平成20年9月に株式会社エバーメディカを設立いたしました。

 私は学生時代よりパソコン組立やデータベース・プログラミングが趣味で、大学病院(東京医科歯科大学第1内科・現血液内科)および関連病院勤務時代には、Microsoft ACCESS を用いてマルク・カウンターや患者データベースを作成し日々の診療に使用したりしていました。
 開業してからは、高価なレセコンや診療報酬改訂ごとにかかる費用、市販の電子カルテの使い勝手に納得がいかず、診療報酬計算の仕組みを勉強する意味もあって、SQL server を用いたオリジナルのレセコン・電子カルテ統合システム「Plexus」のプログラムにとりかかりました。日々の診療の傍ら(開業当時は患者さんもとても少なかったので)〜しばしば徹夜続きで何とか使えるものを数ヶ月で作り、その後現在に至るまで8年ほどかけてバージョンアップを続けてきました。自己満足と言えるかもしれませんが、日々の外来診療の中で必要な機能はもちろん、あったらよいなと思っていた機能を組み込み、戦場のように多忙な外来においても効率よくカルテ記載・受付会計処理できるようクリック数にもこだわりぬきました。
 その後、この製品化とサポートのために株式会社エバーメディカを設立しましたが、自院のシステムのみでなく地域の医療連携のためにはまだまだ様々なシステムが必要とされていることを実感するようになりました。

 空前の高齢化社会・多死社会を迎え地域包括ケアの展開には多職種のスムーズな連携が重要であることは言うまでもありません。当院は機能強化型在宅療養支援診療所として在宅医療に力を入れていますが、以前は訪問看護師やケアマネさんたちにとって主治医と連絡を取ることの困難さが問題でした。そこで、ざっくばらんに話し合える勉強会を定期的に開催するとともに、顔を合わせる時間がなかなかとれない場合でも気軽に相談したり重要な情報を共有しあえるグループウェアの必要性を痛感し「在宅医療支援多職種連携システム SkyCastle」を開発〜運用開始しました。また、理事を務めさせて頂いている静岡市清水医師会でも医師同士の情報共有〜連携のためのシステムを必要としており、主として郡市医師会での使用を想定したグループウェア「地域医療支援Webデータベース・システム DtoD」を開発〜運用しています。

 医療用システムに限らず多くの業務用ソフトウェアは、高いスキルを持つ技術者たちがユーザーの要望に答えるべく知恵をしぼった成果なわけですが、必ずしも使う側の満足できるものになっていないことがしばしばあるようです。この原因は言うまでもなく作り手と使い手の距離にあります。ことに医療のような特殊な世界にあっては、医師やコメディカルの要望はちょっとしたことでも時として患者さんの生命に関わる重大事であるのに、このセンスが作り手に伝わっていないように感じるのは私だけではないと思います。そして、こういった日々のストレスが、誤った医療費抑制政策や不当な訴訟の増加によって疲弊した今日の医療現場において、ジャブのように医師やスタッフを苦しめているのです。
 当社のシステムは一人の町医者である私が医療の「現場」で使いながら作ったもので、プログラマーは私のクリニックを作業場として開発にあたっています。
これらのソリューションが少しでも皆様の日々の負担を軽減し、連携をサポートし、医療者と患者の信頼関係を高めるお役に立てればと願っています。

株式会社エバーメディカ 代表取締役 吉永 治彦 (医療法人社団永仁会 吉永医院
haruhiko<atmark>yoshinaga.org


バナースペース

株式会社エバーメディカ

〒424-0815
静岡県静岡市清水区江尻東1丁目1−5 カーニープレイス清水5階

TEL 054-367-2246
FAX 054-367-3311